Subversion/ViewVC
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このページでは、Windows環境でViewVCを導入し、Subversionのリポジトリをブラウザから閲覧する方法についてメモしています。前準備のPythonなどのインストールは、ほぼSubversion/ViewCVSと同じです。
前準備(Pythonなどのインストール)
まず、以下をインストールしておきます。
Active Python 2.5
今回は、Active Python 2.5を使用します。特になにも設定する必要はなく、デフォルトのままでOKです。
- ActiveState - ActivePython free Python open source language distribution - Dynamic Tools for Dynamic Languages
ActivePython-2.5.1.1-win32-x86.msi
Apache 2.0 + mod_python
Apache 2.0とmod_pythonでViewVCを利用する場合は、これらをインストールします。
Apache 2.2は、SubversionのWindows用インストーラーが対応していないようので、ここではApache 2.0を使用しています(Apache 2.2を使用する場合は、subversion: ドキュメント & ファイル: Windows Apache 2.2.xで置き換える)。
- Index of /dist/httpd/binaries/win32
apache_2.0.59-win32-x86-no_ssl.msi
続いて、Apacheを一旦停止してから、mod_pythonをインストールします。インストーラーは、Python2.5用、Apache2.0用を間違えないように選択ます。Apache 2.0をインストールした場所を尋ねられるので入力すると完了です。
- Mod_python - Apache/Python Integration
- Index of /dist/httpd/modpython/win/3.3.1
mod_python-3.3.1.win32-py2.5-Apache2.0.exe
diffコマンドなどが入っていない場合は、cygwinやOfficial RCS Homepageなどからインストールしておきます。Apacheがこれらのコマンドを利用できるように、ユーザー環境変数、またはシステム環境変数でPathを通しておく必要があります。
ダウンロード
アーカイブをダウンロードするか、最新版をリポジトリから取得します。
ファイルをダウンロードする場合
ViewVC: Download の、File and Documents area からダウンロードすることができます。
リポジトリからチェックアウトする場合
以下の例では、カレントにviewvcディレクトリを作成し、そこへリポジトリのtrunk以下をチェックアウトしています。ユーザ名、パスワードともにguestでいいようです。
svn co http://viewvc.tigris.org/svn/viewvc/trunk viewvc
インストール
ダウンロードが終わったら、以下のようにインストーラを起動します。旧バージョンのフォルダが残っている場合は、リネームするなどしてから新しくインストールしたほうがいいかもしれません。
python viewvc-install
デフォルトでよければ、Enterキーを押していくだけです。
次に、Python用のSubversionライブラリをインストールします。subversion: ドキュメント & ファイル: Windowsなどから、Subversion、Pythonのそれぞれのバージョンに対応するインストーラーをダウンロードします。ここでは、svn-python-1.4.3.win32-py2.5.exeを使用してインストールします。
設定
ViewVCをインストールしたフォルダ(例えばC:\Program Files\viewvc-1.1-dev)にあるviewvc.confファイルを編集します。
#SVNParentPathを指定 root_parents = c:\svn : svn #default_rootをコメントアウト #default_root = cvs
起動
standalone.pyを使用する場合
デフォルトの場所にインストールした場合、以下のようにしてスタンドアロンで起動することができます。
cd "C:\Program Files\viewvc-1.1-dev\bin" python standalone.py
コマンドラインに表示された http://localhost:49152/viewvc などにアクセスするとリポジトリが閲覧できます。
apache+mod_pythonを使用する場合
httpd.confに以下の設定を追加します。
#ScriptAlias /viewvc "C:/Installした場所/bin/mod_python/viewvc_mp.py" ScriptAlias /viewvc "C:/Program Files/viewvc-1.1-dev/bin/mod_python/viewvc.py" <Location /viewvc> AddHandler mod_python .py PythonPath "[r'C:/Program Files/viewvc-1.1-dev/bin/mod_python']+sys.path" PythonHandler handler PythonDebug On AddDefaultCharset UTF-8 Options +Includes ##Apache 2.2 ? #AllowOverride All #Order allow,deny #Allow from all </Location>
apacheを起動し、http://localhost/viewvc にアクセスできれば成功です。
Reference
- ViewVC: Repository Browsing
- HOWTO: Installing ViewCVS with Subversion?
- コミットログ、ソース表示時の日本語コード変換パッチ
- な○の 屋: ViewCVS for Windows から ViewVC に更新