Swing/TableFileList のバックアップ(No.3)

TITLE:JTableで文字列をクリックした場合だけセルを選択状態にする

Posted by aterai at 2006-12-25

JTableで文字列をクリックした場合だけセルを選択状態にする

`JTable`の文字列以外の場所がクリックされた場合、そのセルが選択されないようにします。

&jnlp;
&jar;
&zip;

サンプルコード

//SwingUtilities2.pointOutsidePrefSize(...)
private static Rectangle getCellRect2(JTable table, int row, int col) {
  TableCellRenderer tcr = table.getCellRenderer(row, col);
  Object value = table.getValueAt(row, col);
  Component cell = tcr.getTableCellRendererComponent(table, value, false, false, row, col);
  Dimension itemSize = cell.getPreferredSize();
  Rectangle cellBounds = table.getCellRect(row, col, false);
  cellBounds.width = itemSize.width;
  return cellBounds;
//   FontMetrics fm = table.getFontMetrics(table.getFont());
//   Object o = table.getValueAt(row, col);
//   int w = fm.stringWidth(o.toString()) + 16 + 2 + 2;
//   Rectangle rect = table.getCellRect(row, col, true);
//   rect.setSize(w, rect.height);
//   return rect;
}

View in GitHub: Java, Kotlin

解説

上記のサンプルでは、`Name`カラムのセル中にあるアイコンと文字列の上でクリックされた場合のみ、そのセルが選択されるようになっています。

~~`JTable#columnAtPoint(Point)メソッドをオーバーライドし MouseAdapterを設定し、Name`カラムのセルの文字列上でクリックされたかどうかを判別~~
~~クリックされたポイントがそのセルの文字列上に無い場合、別のセル(幅`0`のダミーカラム)がクリックされたように偽装し、現在の選択状態を解除~~
`JTable.putClientProperty("Table.isFileList", Boolean.TRUE)で、0`列目の文字列以外がクリックされても選択されないように変更
- `WindowsLookAndFeel`のみ？
~~範囲選択の場合は、文字列の幅を自前で計算~~

参考リンク

JTableのセルをエクスプローラ風に表示する

`JTable#columnAtPoint(Point)メソッドをオーバーライドする方法では、CPUが100%`になってしまうので、クリック、ドラッグした場合だけ、評価するように修正しました。 -- aterai 2007-04-16 (月) 18:46:39
`JTable#getToolTipText(MouseEvent)メソッドをオーバーライドして、Name`カラムのセルの余白では、ツールチップも表示しないように変更しました。 -- aterai 2007-04-16 (月) 18:49:02
`table.putClientProperty("Table.isFileList", Boolean.TRUE);を使えば、MouseListener`などもすべて必要なさそう…。 -- aterai 2010-01-01 (金) 02:02:50
- `putClientProperty("Table.isFileList", Boolean.TRUE)`を使用するように変更、JListのアイテムを範囲指定で選択での範囲選択機能を追加。 -- aterai 2010-01-05 (火) 16:07:48
`Ctrl-AなどのJTable#selectAll()で、Comment`カラムが選択できるのを修正。 -- aterai 2010-08-25 (水) 18:41:45

JTableで文字列をクリックした場合だけセルを選択状態にする

サンプルコード

解説

参考リンク

コメント