Subversion/GlobalIgnores のバックアップ(No.16)
- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- 現在との差分 - Visual を表示
- ソース を表示
- Subversion/GlobalIgnores へ行く。
- 1 (2006-02-16 (木) 22:22:21)
- 2 (2006-04-18 (火) 16:03:20)
- 3 (2006-07-11 (火) 12:55:34)
- 4 (2006-09-09 (土) 16:03:17)
- 5 (2006-09-11 (月) 15:13:42)
- 6 (2006-10-26 (木) 17:35:41)
- 7 (2006-10-31 (火) 02:02:16)
- 8 (2006-10-31 (火) 09:09:50)
- 9 (2006-11-17 (金) 11:40:58)
- 10 (2007-03-25 (日) 23:40:48)
- 11 (2007-07-24 (火) 13:28:11)
- 12 (2009-01-05 (月) 13:44:05)
- 13 (2009-08-07 (金) 15:51:02)
- 14 (2011-01-14 (金) 16:33:51)
- 15 (2011-06-10 (金) 19:20:45)
- 16 (2012-08-13 (月) 16:09:18)
- 17 (2013-07-03 (水) 18:48:46)
- 18 (2013-07-16 (火) 16:27:59)
- 19 (2014-08-25 (月) 15:38:58)
- 20 (2014-09-04 (木) 01:00:50)
- 21 (2014-09-16 (火) 13:58:03)
TITLE:Subversionで無視パターンを指定
Subversionで無視パターンを指定
#adsense2
編集者:Terai Atsuhiro
作成日:2003-09-25
更新日:2014-09-04 (木) 01:00:50
概要
例としてbakファイル(*.bak、*.BAK)などを、ステータス表示(svn status)で無視する設定方法を、以下に3つ紹介しています。
- configファイルでglobal-ignoresを設定する(ローカル)
- レジストリでglobal-ignoresを設定する(ローカル)
- svn:ignore属性をディレクトリに設定する
設定方法
configファイルでglobal-ignoresを設定する(ローカル)
ローカルで無視したいファイルの拡張子などをconfigファイルに設定します。
C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\Subversion\Config をエディタで開き、[miscellany]のコメントアウトを外してglobal-ignoresにパターンを追加します。区切りはホワイトスペース、パターン指定にはワイルドカードの"*"と"?"が使用できます。詳細はConfig(Config)を参照してみてください。
### Section for configuring miscelleneous Subversion options.
[miscellany]
### Set global-ignores to a set of whitespace-delimited globs
### which Subversion will ignore in its 'status' output.
# global-ignores = *.o *.lo *.la #*# .*.rej *.rej .*~ *~ .#* .DS_Store
global-ignores = *.o *.lo *.la #*# .*~ *~ .#* .DS_Store *.bak *.BAK
no-ignoreオプションをつけてステータスを表示すると、*.BAKなどに"I"が付き、無視されていることが確認できます。
C:\temp\test>svn st --no-ignore I build.BAK ? src\Test.java I src\Test.java.1~ I src\Test.BAK ? src\Test.BAK2
日本語を使用する場合は、configファイルをUTF-8*1で保存します。例えばコピー ~ Hoge.javaのような日本語やスペースを含むファイルを無視する場合は、以下のように設定します。
global-ignores = #*# .*~ *~ *.bak *.BAK XTAGS *.tmp コピー?~*
レジストリでglobal-ignoresを設定する(ローカル)
Windows版の場合、レジストリにglobal-ignoresを設定することもできます。以下を.regファイルにして実行するか、regedit.exeで直接編集してください。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Tigris.org\Subversion\Config\miscellany]
"global-ignores"="*.o *.lo *.la #*# .*~ *~ .#* .DS_Store *.bak *.BAK"
svn:ignore属性をディレクトリに設定する
リポジトリの任意ディレクトリに無視パターンを設定する場合は、svn:ignore属性を使用します。詳細はsvn:ignore(svn:ignore)を参照してみてください。
C:\temp\test>svn st ? lib\Test.BAK ? src\Test.BAK
上記のような状態から、srcディレクトリは*.BAKを無視するようpropsetします。
C:\temp\test>svn propset svn:ignore *.BAK .\src property 'svn:ignore' set on 'src' C:\temp\test>svn st ? lib\Test.BAK M src
これにより、srcディレクトリの属性が変更されたのでチェックインします。
C:\temp\test>svn ci -m "src ignore BAK" Sending src Committed revision 23.
propeditを使う場合は、SVN_EDITORで指定したエディタで一行ずつパターンを記入してやります*2。
C:\temp\test>svn propedit svn:ignore src*.bak *.BAK
proplistを使って属性を確認します。
C:\temp\test>svn proplist -v http://localhost/svn/test/src Properties on 'http://localhost/svn/test/src': svn:ignore : *.BAK
- 注意点
svn:ignoreはサブディレクトリには効かない- svn add *.BAK のようにした場合は、無視せずリポジトリに追加される